「フリースクールって、学校とどう違うの?」「費用はいくらかかるの?」「うちの子に合うフリースクールをどう選べばいいの?」
札幌でフリースクールを検討し始めたお母さんから、よくいただく質問です。学校以外の選択肢として注目されているフリースクールですが、種類も多く、何から調べればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フリースクールとは何か・学校との違い・費用・選び方を、札幌でフリースクールを運営している立場からわかりやすくお伝えします。
この記事の目次
- フリースクールとは何か
- フリースクールと学校の違い
- 札幌のフリースクールの費用相場
- フリースクールに通うとどうなる?出席扱いと高校進学
- 札幌でフリースクールを選ぶときのポイント
- さっぽろライラック・フリースクールの特徴
- よくある質問
フリースクールとは何か
フリースクールとは、不登校や学校に馴染めない子どもたちが、学校以外で学び・過ごすことができる民間の施設のことです。
日本では1980年代ごろから広がり始め、現在は全国で数百か所以上が活動しています。札幌市内にも複数のフリースクールがあり、対象年齢や学びのスタイル・費用はそれぞれ異なります。
✅ フリースクールの基本
対象:主に小学生〜高校生(施設によって異なる)
目的:安心して過ごせる居場所の提供・学び直し・社会的自立の支援
運営:NPO法人・民間企業・個人など
通う頻度:週1日〜週5日(子どもの状態に合わせて調整可能)
2024年8月の「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について」という文部科学省の通知において、不登校児童生徒に対する支援を強化し、学校以外の支援機関や自宅でのオンライン学習の学習成果を成績評価に反映することが目指されることとなりました。
ただし、ここで重要なのは「どんな学習でも成績に反映される」わけではないという点です。文部科学省の最新の動向では、学校の教育課程に沿った学習内容(学校の課題・定期テストと同等の教材への取り組みなど)を行った場合に成績評価が可能とされています。フリースクールでの学びが「好きなことをする時間」だけにとどまらず、教育課程に基づいた学習として記録・評価できるかどうかが、今後ますます重要になっています。
📌 COCOLOプランと成績評価の最新動向(2024年〜)
文部科学省のCOCOLOプラン(2023年3月)および2024年8月の通知により、フリースクールでの学習が成績評価に反映される方向性が明確になりました。ただし条件として:
①学校の教育課程に沿った学習内容であること
②学校との連携・情報共有が行われていること
③学習記録が適切に残されていること
が求められています。フリースクールを選ぶ際は、こうした学習記録の作成・学校との連携に対応できる施設かどうかも確認することが重要です。
フリースクールと学校の違い
「学校とフリースクール、何が違うのか」は、多くのお母さんが最初に疑問に思うことです。大きく5つの点で違いがあります。
人数の違い
学校は1クラス30人前後ですが、フリースクールは少人数(多くの場合5〜15人程度)です。人間関係でつまずいた子どもにとって、少人数環境は大きな安心につながります。
ペースの違い
学校は一斉授業・同じカリキュラムが基本ですが、フリースクールは子ども一人ひとりのペースや興味に合わせた学びが中心です。
評価の違い
学校にはテスト・通知表・内申点がありますが、フリースクールには原則として成績評価がありません。比べられることなく、安心して過ごせます。
法的位置づけの違い
学校は学校教育法に基づく公的機関ですが、フリースクールは民間施設です。ただし、一定の条件を満たせばフリースクールでの学びが「出席扱い」と認められる制度があります。
費用の違い
公立学校は原則無料ですが、フリースクールは月額費用がかかります。ただし、2024年度から札幌市のフリースクール補助制度が整備されつつあり、費用面のサポートも広がっています。
札幌のフリースクールの費用相場
フリースクールの費用は、施設によって大きく異なります。一般的な相場感をお伝えします。
- 入会金・登録料
- 0〜50,000円程度(施設によって異なる。高めになる傾向があります)
- 月額費用
- 10,000〜50,000円程度(週の通所日数・提供サービスによって異なる)
- 教材費・行事費
- 別途かかる場合あり
- 札幌市の補助制度
-
⚠️ 重要:家庭(保護者)への直接補助はありません
札幌市の補助金は、フリースクール等民間施設の設置者(施設側)に対して運営費の一部を助成する制度です。フリースクールに通う子どもを持つ保護者への直接補助・授業料助成は、現時点では札幌市にはありません。
なお、江別市など札幌市周辺の自治体では保護者向けの補助制度を設けているところもありますが、札幌市内在住の方には適用されませんのでご注意ください。
札幌市フリースクール支援(公式)
費用だけで判断するのではなく、「お子さんの状態に合っているか」「学校との連携ができるか」「高校進学まで見据えたサポートがあるか」を合わせて確認することが大切です。
教育支援センター(公的施設・無料)との違い
札幌市が運営する「教育支援センター」(市内6か所)は無料で利用できます。ただし対象は市立小中学校の在籍者のみで、提供できるサポートの幅は民間フリースクールとは異なります。費用を抑えたい場合は、まず教育支援センターを検討し、必要に応じて民間フリースクールを組み合わせるという方法もあります。
フリースクールに通うとどうなる?出席扱いと高校進学
フリースクールを検討するお母さんが最も気になるのが「出席日数への影響」と「高校進学」です。
出席扱い制度について
文部科学省の通知により、フリースクールへの通所が一定の条件を満たせば「出席扱い」として学校の記録に残る制度があります。条件は以下の通りです。
保護者と学校が定期的に連絡を取り合っていること
フリースクールが学校に活動状況を定期報告できること
学習内容が教育的意義のあるものであること
出席扱いに対応しているフリースクールを選ぶことで、高校進学に必要な出席日数を確保しやすくなります。
高校進学への影響
フリースクールに通いながら高校進学することは十分可能です。特に2026年から私立高校の就学支援金が年間最大457,000円に引き上げられ、内申点や欠席を重視しない入試制度を持つ私立高校も増えています。フリースクールで学び直しを続けながら、通信制高校や私立高校への進学を目指すルートが現実的な選択肢になっています。
📌 フリースクールで学びながら高校進学を目指すポイント
COCOLOプランの方向性により、フリースクールでの学習が成績評価に反映されるケースが増えています。ただし「何でもいいから学んでいれば評価される」わけではありません。学校の教育課程に沿った学習内容を、記録として残し、学校と共有することが条件です。
スタディサプリなどICT教材を活用して教育課程に沿った学習を進め、学校と連携できるフリースクールを選ぶことが、進路への影響を最小限にするポイントです。
→ 詳しくはこちら:不登校の出席扱いを札幌で受けるには?
→ 公式資料:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(令和元年10月通知)」
札幌でフリースクールを選ぶときのポイント
札幌市内には複数のフリースクールがあります。どこを選ぶかで、お子さんの回復のスピードや高校進学の準備状況が変わってきます。選ぶときに確認したいポイントを整理しました。
POINT 1
今のお子さんの状態に合っているか
外に出ることがまだ難しい場合は、オンライン対応があるフリースクールから始めるのが現実的です。「まず外に出る」ことを急がせないフリースクールを選びましょう。
POINT 2
出席扱いに対応しているか
高校進学を考えているなら、学校との連携・活動記録の作成・出席扱いの申請サポートができるフリースクールを選ぶと安心です。
POINT 3
学習支援があるかどうか
「居場所」だけでなく、学び直しや学習支援があるフリースクールを選ぶと、学校復帰や高校進学後の学習に対応しやすくなります。
POINT 4
保護者へのサポートがあるか
保護者だけで相談できるか、定期的に子どもの状況を報告してくれるかは、長期的な安心感に大きく影響します。
POINT 5
見学・体験ができるか
実際の雰囲気は行ってみないと分かりません。見学・無料体験を受け入れているフリースクールを優先して検討しましょう。
さっぽろライラック・フリースクールの特徴
さっぽろライラック・フリースクールは、札幌市中央区大通東(バスセンター前駅3分)にある民間フリースクールです。不登校の中学生を中心に、学び直しと保護者支援を軸に支援しています。
通学+オンラインの当日切り替え
その日の状態に合わせて、通学とオンラインを当日に切り替えられます。「ゼロの日」を減らしやすく、波のある不登校の子どもでも続けやすい仕組みです。
スタディサプリで学び直し
小学生の内容からでも学び直せるICT教材「スタディサプリ」を導入。自分のペースで、学習の遅れを取り戻すことができます。出席扱い制度との組み合わせにも対応しています。
月2回の1on1面談
お子さん一人ひとりと向き合う1on1面談を月2回実施。気持ちの整理・進路設計・モチベーション維持をサポートします。
保護者だけの相談でもOK
お子さんがまだ動けない段階でも、保護者だけで無料相談を受け付けています。「まず状況を整理したい」という段階からご相談ください。
高校進学・進路まで一貫サポート
フリースクールで安心・学び直しを進めながら、高等学院と連携して高校進学・通信制高校のサポートまで一貫して対応できます。
📍 アクセス
札幌市中央区大通東エリア
地下鉄「バスセンター前駅」より徒歩3分
平日 10:00〜13:00(個別相談は随時対応)
よくある質問
フリースクールは不登校の子どもだけが通えるのですか?
施設によって対象が異なりますが、多くのフリースクールは不登校の子どもを主な対象としています。学校に行きながら放課後に通うケースや、学校に行きたいけれど馴染めないという子どもを受け入れている施設もあります。
何年生から通えますか?
施設によって対象年齢は異なります。小学生から受け入れている施設もあれば、中学生・高校生のみの施設もあります。さっぽろライラック・フリースクールでは主に中学生を対象としています。
子どもが「行きたくない」と言っている場合はどうすればいいですか?
無理に行かせることはおすすめしません。まずは保護者だけで見学や相談に来ていただき、お子さんへ伝える内容や雰囲気を確認してから、タイミングを見て一緒に見学に来るという方法が現実的です。
フリースクールに通うと学校には戻れなくなりますか?
そのようなことはありません。フリースクールはあくまでも「学校以外の学びの場」であり、状況が整ったタイミングで学校に戻ることも、別の進路を選ぶことも、どちらも自由です。
札幌市内のフリースクールの一覧はどこで確認できますか?
札幌市のホームページに「フリースクール等民間施設一覧」が掲載されています。また北海道教育委員会のサイトでも確認できます。
まとめ:「フリースクール」は子どもの学びを支える選択肢の一つ
フリースクールは、学校に代わるものではありません。学校が合わない時期に、安心して過ごせる場・学び直しの場・人とつながる場として機能する選択肢です。
札幌には複数のフリースクールがあり、それぞれ特徴や費用が異なります。大切なのは「どこが一番いいか」ではなく、「今のお子さんの状態に合っているか」で選ぶことです。
まずは見学・相談から始めてみてください。さっぽろライラック・フリースクールでは保護者だけのご相談も無料でお受けしています。
この記事を書いたフリースクールの相談窓口
さっぽろライラック・フリースクール
保護者だけの無料相談
「フリースクールって実際どんなところ?」「うちの子に合うか相談したい」という段階からお気軽にどうぞ。見学・体験も随時受け付けています。
お急ぎの方はお電話でも:090-6846-2077
「欠席日数が増えていくのが不安」というお母さんへ。不登校でも学校を「出席」として記録できる制度があります。札幌での申請手順・フリースクール・スタディサプリを活用した方法をわかりやすく解説します。
札幌で不登校の子どもが学べる場所を4タイプに整理しました。通学型フリースクール・オンライン学習・訪問型・教育支援センターの特徴・費用・出席扱いを比較。今の状態に合う場所選びのヒントをまとめています。
「誰に話せばいいか分からない」そんなお母さんへ。さっぽろライラックでは保護者だけの無料相談を受け付けています。お子さんが動けない段階でも大丈夫。まずは話しませんか。



