同じ状況のお母さんと話がしたい

「同じ状況のお母さんと、ただ話がしたい」

不登校のお子さんを持つお母さんが一番しんどいのは、日常の中に「分かってくれる人」がいないことではないでしょうか。ママ友には話しづらい。親にも心配をかけたくない。夫にも理解してもらえないかもしれない。

そんなとき、同じ経験をしている保護者同士で話ができる「親の会」は、思っている以上に大きな力になります。

この記事では、札幌市内および近郊で活動している不登校の親の会・コミュニティを、できるだけ網羅的にまとめました。

この記事の目次

  1. 親の会に参加すると何が変わるのか
  2. 札幌で活動している不登校の親の会一覧
  3. オンラインで参加できる親の会
  4. 行政が主催する保護者交流会
  5. 自分に合う親の会の選び方
  6. 「行くのが怖い」と感じている方へ
  7. よくある質問

親の会に参加すると何が変わるのか

「親の会」と聞くと、「参加しても何も解決しないのでは?」と思うかもしれません。確かに、親の会に行ったからといって、お子さんがすぐに学校に戻るわけではありません。

でも、参加した多くのお母さんがこう言います。

✅ 参加したお母さんの声(各会の参加者感想より)

「同じ状況の人がいるだけで、こんなに気持ちが楽になるとは思わなかった」
「泣いてもいい場所がある、ということが救いだった」
「自分が正しいんだと自信がついた」

親の会で得られるのは「解決策」ではなく、「一人じゃない」という安心感です。お母さんの気持ちが安定すると、家の空気が変わり、結果としてお子さんの状態にも良い影響が出ることが多いです。

札幌の不登校の親の会・コミュニティ一覧|一人で抱え込まないで

札幌で活動している不登校の親の会一覧

現在、札幌市内で定期的に活動が確認できる主な親の会をまとめました。

親カフェ ポレポレ

不登校の子どもを持つ親たちが立ち上げた親の会。札幌市内で月1回、お話会を開催。「ポレポレ」はスワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」の意味。親子が孤立せず、語り合うことで「ホッとひと息」が生まれる場づくりを目指しています。対象は不登校またはその心配があるお子さんの保護者。

トポス — 不登校の子どもをもつ親の会

札幌で活動する老舗の親の会の一つ。月1回の例会を開催し、普段感じている心配ごとや不安をみんなで分かち合う場。初めての方も気軽に参加できます。

ブレイクタイム

子どもたちの未来のために、親の悩みや不安を支え合う会。「情報共有」と「発信」を大切にしており、困っていることを形にして伝えていく活動をしています。現在不登校の子がいる方、以前不登校だった方、学校関係者も参加可能です。詳細は北海道教育委員会の親の会一覧よりご確認ください。

ひまわりの会 — 不登校児を持つ親の会

札幌市中央区で活動する親の会。不登校やひきこもり、心身症で悩むお子さんを持つ保護者のために、「今すべきこと」を考え合う場を提供。学校や相談機関、病院についても実体験に基づいた情報交換ができます。昼の例会と夜の例会があります。詳細は北海道教育委員会の親の会一覧よりご確認ください。

おうち生活見守り隊

子どもの不登校やひきこもりで悩むお母さんが、日常では話せない思いを安心して言葉にできる場。「頑張り屋さんのお母さんの気持ちが緩むことで、家にいる子どもとの関わりが変わる」という考え方を大切にしています。オンラインの「mirai cafe」も毎月開催中。

む〜ん&さん

札幌市社会福祉協議会に登録されている親の会。不登校・引きこもりの子どもを持つ保護者の支え合いの場として活動しています。

⚠️ 情報の確認をお願いします

各親の会の活動状況(開催日時・場所・参加費など)は変更になることがあります。参加前に各会のホームページやSNSで最新情報をご確認ください。また、北海道教育委員会のサイトに親の会の一覧が掲載されています。

親の会に参加すると何が変わるのか|一人じゃないという安心感 札幌の不登校親の会一覧①|ポレポレ・トポス・ブレイクタイム

オンラインで参加できる親の会

「外に出るのがしんどい」「近くに親の会がない」というお母さんには、オンラインで参加できる会もあります。

NPOなごみ「りんごの会」

札幌市豊平区に拠点を持つNPO法人なごみが運営する親の会。オンラインでの参加が可能で、LINEオープンチャットから登録できます。「親御さんが孤立せず、寛容なまなざしで子どもの生きる力を信じる」ことを目指した活動をしています。

おうち生活見守り隊 — mirai cafe(オンライン)

毎月オンラインで開催されている親の交流会。自宅から参加でき、同じ悩みを持つお母さんと話ができます。

コッコロパーク

心の問題を抱えた子どもに悩むお母さんのための勉強会を毎月開催。全国から参加可能。「学校に行く行かないよりも、子ども自身が幸せかどうかが大切」という考え方を大事にしています。詳細は未来地図の北海道親の会一覧よりご確認ください。

札幌の不登校親の会一覧②|ひまわりの会・おうち生活見守り隊・む〜ん&さん

行政が主催する保護者交流会

民間の親の会とは別に、札幌市や北海道教育委員会が主催する保護者交流会もあります。

北海道教育委員会 — 保護者向けポータルサイト

札幌市在住で、不登校またはその心配がある小中高校生の保護者を対象にした交流会。行政が主催するため安心感があります。不定期開催のため、北海道教育委員会の保護者向けポータルサイトで日程をご確認ください。オンライン交流会も開催されています。

教育支援センターの保護者交流会

札幌市内の教育支援センター(市内6か所)でも、保護者交流会や個別相談を実施しています。お子さんが教育支援センターを利用していなくても参加できる場合がありますので、お問い合わせください。

北海道教育委員会 — 親の会一覧

北海道教育委員会が公式に掲載している道内の不登校親の会一覧です。各会のホームページへのリンクもあり、最新の情報を確認できます。

オンラインで参加できる不登校の親の会|りんごの会・mirai cafe

自分に合う親の会の選び方

親の会にもそれぞれ雰囲気や活動方針が異なります。「どこに行けばいいか分からない」というお母さんのために、選ぶときのポイントをまとめました。

1

まずはSNSやブログを見てみる
多くの親の会がInstagramやブログで活動の様子を発信しています。雰囲気を事前に知ることで、参加のハードルが下がります。

2

「話さなくてもOK」な会を選ぶ
初めて参加するときは、話せなくても大丈夫です。「聞いているだけでもOK」というルールがある会は多いです。

3

複数の会を見比べてみる
1つの会が合わなくても、別の会では居心地がよいこともあります。最低2つは見てみることをおすすめします。

4

外出が難しければオンラインから
お子さんの様子が気になって外出しにくい場合は、オンライン開催の会から始めるのが現実的です。

行政が主催する保護者交流会|札幌市・教育支援センター

「行くのが怖い」と感じている方へ

「親の会に行ってみたいけど、怖い」「泣いてしまうかもしれない」「うまく話せるか不安」——そんな気持ちは、初めて参加する多くのお母さんが共通して持っています。

POINT 1

泣いても大丈夫

親の会で泣くのは、何も恥ずかしいことではありません。同じ経験をしている人たちの場だからこそ、安心して泣ける空間です。

POINT 2

話さなくてもいい

初回は聞いているだけでも構いません。他の方の話を聞くだけで「同じことで悩んでいる人がいる」と分かり、それだけで気持ちが楽になります。

POINT 3

合わなければ行かなくていい

1回参加したからといって、ずっと通う義務はありません。合わないと感じたら、別の会を探しても、しばらく休んでも大丈夫です。

自分に合う親の会の選び方|まずSNSで雰囲気を確認

よくある質問

親の会は費用がかかりますか?

会によって異なります。無料の会もあれば、会場費として数百円程度の参加費がかかる会もあります。各会のホームページで事前にご確認ください。行政主催の交流会は無料のことが多いです。

父親でも参加できますか?

多くの会は保護者であれば父親でも参加可能です。ただし、会によっては「お母さん限定」としている場合もあるので、事前にご確認ください。

子どもを連れていっても大丈夫ですか?

親の会は基本的に保護者だけの場です。ただし、小さいお子さんの預け先がない場合は個別に相談できる会もありますので、主催者にお問い合わせください。

親の会とフリースクールの相談は何が違いますか?

親の会は「同じ経験をしている保護者同士が話す場」です。専門家によるアドバイスではなく、気持ちの分かち合いが中心です。一方、フリースクールの保護者相談は、お子さんの学びや進路を含めた具体的な支援について相談できます。どちらか一方ではなく、併用するのがおすすめです。

話せる場所があるだけで気持ちは変わります|さっぽろライラック

まとめ:「話せる場所がある」だけで、気持ちは変わります

親の会は、お子さんを学校に戻すための場所ではありません。お母さん自身が、少しだけ楽になるための場所です。

一人で抱え込んでいると、不安はどんどん大きくなります。でも、同じ経験をしている人と話すだけで、不安の形が変わっていきます。「うちだけじゃないんだ」と分かるだけで、翌日の家の空気が少しだけ変わることがあります。

もし「親の会に行く前に、まず専門家に状況を整理してほしい」と感じたら、さっぽろライラック・フリースクールの保護者相談もご活用ください。保護者だけのご相談でも大丈夫です。

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