「学校に行けていない期間が長くて、勉強がどんどん遅れている。このまま学校の授業についていけなくなったらどうしよう」
不登校の中学生を持つお母さんが抱える、切実な不安です。でも、学校の成績を取り戻すことを最初の目標にすると、ハードルが高く感じすぎて動けなくなってしまうことがあります。
さっぽろライラックでは、まず「学び方そのもの」を育てることから始めます。三色読解で国語の読む力を育て、フォーメーション英語で英語の見方を身につけ、スタディサプリで演習を重ねながら英検取得を目標にする。この積み重ねが自信になり、最終的に学校の学びにもついていける状態を目指します。
この記事の目次
- 不登校の中学生が学び直すときの本当の課題
- さっぽろライラックが目指す学び直しの姿
- 三色読解で「国語の読む力」を育てる
- フォーメーション英語で「学び方そのもの」を身につける
- スタディサプリで演習を重ねる
- 英検取得が自信と計画性を生む
- さっぽろライラックの学び直しの流れ
- よくある質問
不登校の中学生が学び直すときの本当の課題
「学校に行けていない間に勉強が遅れた」と聞くと、「その分の内容を埋めればいい」と思いがちです。でも、現場で不登校の中学生と向き合うと、本当の課題はそこではないことが見えてきます。
「学び方」が身についていない
「読む・書く・考える・まとめる」という学習の基本スキルは、毎日の授業や宿題を通じて少しずつ育つものです。不登校の期間が長くなると、これらのスキルが育ちにくくなります。いざ学習を再開しようとしても「どうやって勉強すればいいか分からない」という状態になりやすいです。
学習習慣が乱れている
中学生の学習は「自分で計画して・自分で継続する」力が求められます。不登校の期間中は生活リズムが乱れやすく、「毎日少しずつ取り組む」習慣が作りにくい状態になっています。教材だけ用意しても、継続できないと意味がありません。
📌 「学校の成績を上げること」を最初の目標にしない
学校の成績を取り戻すことは大切な目標です。しかし不登校のお子さんにとって、それをいきなりゴールにすると、ハードルが高すぎて動けなくなることがあります。まず「学び方を身につけること」「小さな自信を積み重ねること」を最初のゴールに置くことが、結果的に学校の学びへの近道になります。
さっぽろライラックが目指す学び直しの姿
さっぽろライラックでは、学び直しを次のような流れで考えています。
「学び方」の基礎を作る
三色読解(国語)とフォーメーション英語(英語)で、どの教科にも通用する学びの基礎スキルを育てます。
スタディサプリで演習を積み重ねる
教科書に準拠した映像授業で、自分のペースで学習を積み重ねます。学習記録が残るので、学校との連携にも活用できます。
英検取得で自信と計画性を育てる
英検の目標級を設定し、逆算した計画で学習に取り組みます。合格という実績が自信につながり、学習を続けるエネルギーになります。
学校の学びにもついていける状態へ
学び方・学習習慣・自信が整うことで、学校の授業についていける力が自然と育ちます。
三色読解で「国語の読む力」を育てる
さっぽろライラックが学び直しの基盤として活用しているのが「三色読解」です。文章を読むときに3色のルールで印をつけながら論理的に整理する学習法です。
- 🔴 赤:主張
- 筆者が一番言いたいこと・結論。「要するに〜だ」という部分。
- 🔵 青:対比
- 比べているもの・反対のもの。「Aは〜だが、Bは〜だ」という部分。
- 🟢 緑:理由
- なぜそう言えるのかという根拠。「なぜなら〜だからだ」という部分。
三色読解は国語だけでなく、英語の長文読解・社会の資料読み取り・理科のレポートなど、すべての教科の学習に応用できます。「感覚」ではなく「ルール」で文章を読めるようになることで、どの教科でも「何が大事か」が見えるようになります。
✅ 三色読解が育てるもの
読む力・書く力・まとめる力が同時に育つ。国語の長文読解・英語の長文読解・社会や理科の記述問題、さらには高校入試の記述・大学の小論文にも直結する、一生使えるスキルです。
フォーメーション英語で「学び方そのもの」を身につける
英語が苦手な子は、努力が足りないのではありません。英語の「見方」を教わっていないだけです。
フォーメーション英語の最大のねらいは、英語の技術を教えることだけではありません。英語を学ぶ過程で「なぜそうなるのかを考える・構造を見抜く・自分の言葉でまとめる」という、他の教科でも必要になる「学び方」そのものを身につけることが大きなねらいです。
英語を入り口として、国語・社会・理科など他の教科の学習にも応用できる力を育てていきます。
フォーメーション英語の4つの柱
柱①
Core Formation:文法の核心を一言でつかむ
文法を訳語で覚えるのではなく、中心イメージでつかみます。「なぜこの形になるのか」が分かると、見たことのない文でも推測できるようになります。「覚える」から「理解する」学び方への転換です。
柱②
Structure Formation:英文の形を見抜く
主語・動詞・修飾語がどこにあるかを見抜く力を育てます。英文を前から単語ごとに和訳しようとする学び方から、「英文の構造を見て意味をつかむ」学び方へ変えます。
柱③
Meaning Formation:意味の流れを読む
文と文の関係(主張・対比・理由・具体例)を読む力を育てます。ここが三色読解と接続するポイントです。英語でも国語でも、「文章の論理展開を読む」という学び方は同じです。
柱④
Output Formation:書ける・話せる英語へつなげる
読んで理解した英語を、書ける・話せる英語へ変えます。「どの形を選ぶと、どんな意味・気持ちが伝わるか」を考えながら英作文に取り組むことで、英検のライティング・スピーキングにもつながります。
📖 さっぽろライラックセミナー
フォーメーション英語|英文の形・意味・流れを見える化して学び方を身につける
英語を「覚える科目」から「見方が分かれば読める科目」へ変えるフォーメーション英語について、さっぽろライラックセミナーが詳しく解説しています。
フォーメーション英語について詳しく見る →
スタディサプリで演習を重ねる
三色読解・フォーメーション英語で「学び方」の基礎が整ったら、スタディサプリ(団体利用サービス)で演習量を確保します。
小学生の内容から大学受験まで全対応
学年に関係なく「今のレベル」から始められます。「どこからつまずいているか」を確認してから、最適な内容から始めます。
何度でも繰り返せる動画授業
「分からなかったところ」を何度でも見返せます。フォーメーション英語で「なぜそうなるか」を学んだ後、スタディサプリで演習を重ねることで理解が定着します。
教科書に準拠・学校連携にも活用
学校の教科書・学習指導要領に準拠した内容のため、学習記録を活動報告書として学校に提出し、出席扱い申請の根拠にもなります。
スタッフが学習状況をシステムで管理
団体利用サービスではスタッフがシステムで各生徒の学習状況を把握できます。保護者への定期報告にも活用しています。
→ 出席扱い制度について:不登校の出席扱いを札幌で受けるには?
英検取得が自信と計画性を生む
さっぽろライラックが英語・英検を重視するのは、英検をゴールにしているからではありません。英検を「自信と計画的な学習習慣を作るためのツール」として活用しているからです。
「試験日」という具体的なゴールが計画を生む
英検は年3回実施される外部試験です。「次の英検まで〇日」という具体的な目標から逆算した学習計画が立てやすく、「毎日少しずつ続ける」習慣の入り口になります。学校のテストとは切り離された場所で目標を持てることが、不登校のお子さんにとって動きやすさにつながります。
合格という実績が自信になる
英検に合格すると「合格証」という形の実績が残ります。学校の成績がつきにくい期間でも、自分の努力が結果として見えることで「やればできる」という自信が生まれます。この自信が、学校の学びへ向かう力になります。
高校入試・大学入試でアドバンテージになる
英検準2級・2級は一部の私立高校入試で優遇されます。さらに、大学入試では英検2級・準1級を持っていることで英語試験が免除・得点換算される大学が多数あります。さっぽろライラックは高校入試だけでなく、その先の大学進学まで見据えて英検取得をすすめています。
📌 英検はゴールではなく、学び続けるための「仕組み」
英検の目標があることで「次は何級を目指す」という方向性が生まれ、学習が継続しやすくなります。英検を積み重ねながら学校の学びにもついていける力が育つ、という流れを大切にしています。
さっぽろライラックの学び直しの流れ
札幌のさっぽろライラック・フリースクールでは、学び直しを次の流れでサポートしています。
今の状態と「どこからつまずいているか」を把握する
国語と英語を中心に、どの段階から学び直しが必要かを確認し、スタディサプリのどの講座から始めるかを一緒に決めます。
三色読解・フォーメーション英語で学び方の基礎を育てる
「どうやって読むか・なぜそうなるかを考える」という学び方の基礎を、国語と英語を通じて身につけます。この基礎が整うと、他の教科への応用も広がります。
英検の目標級を決め、逆算した学習計画を立てる
英検の目標級と試験日を決め、逆算した計画を作ります。「次の英検まで〇日」という具体的な目標が毎日の学習の動力になります。
月2回の1on1面談で進捗確認・調整する
スタディサプリの学習記録をもとに、月2回の1on1面談で計画の進捗を確認します。英検の結果・学習の定着度・次のステップを一緒に考えます。
よくある質問
学校の成績を上げることを目標にしないのですか?
学校の成績を上げることは大切な目標ですが、不登校のお子さんにとって最初からそこをゴールにするとハードルが高すぎることがあります。まず「学び方を身につけること」「英検という外部目標で自信をつけること」から始め、その積み重ねが学校の学びへの力になる、という流れを大切にしています。
三色読解とフォーメーション英語はどう違うのですか?
三色読解は文章全体の主張・対比・理由を色分けして読む力を育てるもので、国語・英語を含む全教科に応用できます。フォーメーション英語は英語を学ぶ過程で「なぜかを考える・構造を見抜く・まとめる」という、他の教科でも使える学び方そのものを身につけることを目指します。さっぽろライラックでは、この2つを組み合わせて国語力と英語力の基礎を同時に育てます。
英検はどのくらいのレベルから目指せますか?
今の英語力に合わせて、5級・4級など基礎のレベルから始めることができます。「まず1つ合格する」という体験が大切で、そこから少しずつレベルを上げていきます。英語が全くできない状態でもフォーメーション英語とスタディサプリを組み合わせて基礎から丁寧に取り組めます。
英語だけでなく他の教科の学び直しもできますか?
できます。スタディサプリは英語だけでなく、国語・数学・理科・社会すべての教科に対応しています。三色読解で読む力の基礎を作りながら、スタディサプリで各教科の演習を重ねていきます。まず国語と英語を中心に学び方の基礎を作り、そこから他の教科へ広げていく流れが効果的です。
子どもが勉強をしたがりません。どうすればいいですか?
無理に始めさせるのは逆効果です。まず「1日15分・好きな時間に」という小さなハードルで始めることを提案してください。三色読解の「色を塗る」という具体的な作業や、フォーメーション英語の「なぜこの形になるのか」という気づきは、学習への取り組みやすさを生みやすいです。「やってみたら面白かった」という体験を積み重ねることから始めます。
まとめ:学び方が整えば、学校の学びにもついていける
不登校の中学生の勉強の遅れを取り戻す近道は、「学校の成績を上げること」を最初のゴールにするのではなく、「学び方そのもの」を育てることから始めることです。
三色読解で国語の読む力を育て、フォーメーション英語で「なぜかを考える・構造を見抜く」学び方を身につける。スタディサプリで演習を重ねながら、英検という具体的な目標で自信と計画性を作る。この積み重ねが、最終的に学校の授業についていける力へとつながっていきます。さらに、英検の実績は高校入試だけでなく大学入試でも大きなアドバンテージになります。
「どこから始めればいいか分からない」「子どもに合った学び方を一緒に考えてほしい」という段階から、札幌のさっぽろライラックでは保護者だけのご相談でも大丈夫です。
→ 高校進学について:不登校で内申ランクが低くても札幌の高校に入れる方法
この記事を書いたフリースクールの相談窓口
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「学び方から整えたい」「英検を目標に学習習慣を作りたい」そんな段階からご相談いただけます。保護者だけでも大丈夫です。
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