不登校・通信制高校から大学進学できる?札幌で総合型選抜を目指す進路戦略
不登校だった。通信制高校を考えている。勉強も遅れている。
その状態で、お母さんが不安になるのは、きっとこのことだと思います。
「高校卒業はできても、大学進学までは難しいのではないか」
はっきり言います。通信制高校からでも、大学進学は目指せます。
ただし、何となく高校生活を過ごしていて、自然に大学進学へつながるわけではありません。必要なのは、早めの進路設計です。
この記事で伝えたい結論
不登校経験や通信制高校という進路は、大学進学の「終わり」ではありません。
むしろ、時間の使い方を整え、学び直しをしながら、総合型選抜・小論文・志望理由書・面接・英検を早めに準備できれば、大学進学を現実的な目標として考えられます。
この記事では、札幌で不登校・通信制高校から大学進学を目指すための進路戦略を、保護者向けに整理します。
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不登校・通信制高校からでも大学進学は目指せる
まず大前提として、通信制高校を卒業すれば、高等学校卒業者として大学入学資格の対象になります。
文部科学省も、大学入学資格について「高等学校又は中等教育学校を卒業した者」などに認められると説明しています。つまり、通信制高校だから大学受験ができない、ということではありません。
問題は、制度上の資格ではありません。
通信制高校での3年間を、大学進学につながる時間にできるかどうかです。
通信制高校は、毎日決まった時間に学校へ通う全日制高校とは違い、自分で時間を使える余白があります。
この余白は、うまく使えば強みになります。
- 中学校内容から学び直す
- 英語・国語の基礎を固める
- 英検などの資格取得を目指す
- 小論文や志望理由書を早めに準備する
- 不登校経験を自己理解につなげる
しかし、逆に何となく過ごしてしまうと、レポート提出と単位取得だけで時間が過ぎてしまいます。
だからこそ、通信制高校から大学進学を目指す場合は、高校卒業だけでなく、入学時点から大学進学までの設計図を持つことが大切です。
通信制高校から大学進学を考えるときに大切なこと
通信制高校から大学進学を目指すとき、最初に考えるべきことは「どの大学を受けるか」ではありません。
まず考えるべきなのは、次の4つです。
中学校内容や高校基礎に不安がある場合、英語・国語・数学の基礎から戻る必要があります。
大学・専門学校・就職を含めて、本人に合う進路を早めに整理します。
一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜も含めて考えます。
不登校経験を、志望理由や自己PRにつながる言葉に変えていきます。
特に、不登校経験のある通信制高校生の場合、一般選抜だけで勝負するよりも、総合型選抜や学校推薦型選抜を含めて早めに考えることが重要です。
文部科学省は、大学入学者選抜について、各大学が「学力の3要素」を多面的・総合的に評価する方向への改善を説明しています。総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、各教科・科目のテスト、資格・検定試験の成績、共通テストなどの活用が示されています。
つまり、総合型選抜は「学力がいらない入試」ではありません。
学力・経験・意欲・表現力を、大学に合わせて総合的に伝える入試です。
不登校経験は、総合型選抜でどう活かせるのか
不登校経験があると、保護者の方はこう感じるかもしれません。
「大学入試で不利になるのではないか」
「欠席が多かったことを聞かれたらどうしよう」
「自己PRできることが何もないのではないか」
その不安は自然です。
でも、総合型選抜で大切なのは、過去をきれいに見せることではありません。
その経験から何を考え、どう立て直し、これから何を学びたいのかを言葉にすることです。
不登校経験は、隠すだけの過去ではありません。
自分を理解し、学び直し、未来の進路を考えるための材料にできます。
もちろん、すべてを大学入試で話せばよいわけではありません。
大切なのは、不登校経験をそのまま「つらかった話」で終わらせないことです。
- なぜ学校に行けなくなったのか
- その時期に何を感じ、何を考えたのか
- どのように学び直しを始めたのか
- どのような人や支援と出会ったのか
- その経験から、どんな問題意識を持ったのか
- 大学で何を学び、将来どう社会とつながりたいのか
ここまで整理できると、不登校経験は単なるマイナスではなく、志望理由や自己理解につながる可能性があります。
総合型選抜で必要になる4つの準備
総合型選抜を考えるなら、早めに準備したいものがあります。
自己分析
不登校経験、学び直し、得意なこと、苦手なこと、興味関心を整理します。志望理由書や面接の土台になります。
志望理由書
なぜその大学・学部で学びたいのかを、経験・問題意識・将来像とつなげて書きます。
小論文
社会問題や学問テーマについて、自分の考えを筋道立てて書く力を鍛えます。
面接
不登校経験を含めて、自分の言葉で落ち着いて説明する練習をします。
この4つは、高3になってから急に仕上げるものではありません。
特に不登校経験がある場合、自己分析と志望理由書には時間がかかります。
過去の経験を整理する。言葉にする。大学で学びたいことにつなげる。面接で話せるようにする。
このプロセスには、本人だけでなく、伴走する先生や保護者の支えが必要です。
通信制高校生が英検を取る意味
通信制高校から大学進学を目指す場合、英検などの資格取得も大切です。
理由はシンプルです。
外部資格は、通信制高校生にとって「学力の見える証拠」になりやすいからです。
もちろん、すべての大学で英検が有利になるわけではありません。大学・学部・入試方式によって扱いは異なります。
ただ、英検に向けて勉強することには、次のような意味があります。
- 英語の基礎学力を積み上げられる
- 学習習慣を作りやすい
- 総合型選抜や学校推薦型選抜で活動実績として説明しやすい
- 大学入学後に必要な英語力の準備にもなる
通信制高校生にとって大切なのは、「学校に毎日通っているかどうか」だけではありません。
高校生活の中で、何を学び、何を積み上げたかです。
英検は、その積み上げを見える形にする一つの手段になります。
大学進学を目指すなら、高1から準備を始める
総合型選抜の出願時期は9月以降、合格発表時期は11月以降とされています。
つまり、高3の夏になってから「そろそろ総合型選抜を考えよう」では遅くなることがあります。
| 時期 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 高1 | 学び直し・生活リズム・興味関心の整理 | 高校生活を安定させ、進路の土台を作る |
| 高2 | 英検・小論文基礎・大学調べ・自己分析 | 総合型選抜に必要な材料を集める |
| 高3春〜夏 | 志望理由書・面接・小論文・出願校決定 | 出願に向けて内容を仕上げる |
| 高3秋以降 | 総合型選抜の出願・面接・小論文対策 | 本番で自分の経験と学びを伝える |
不登校経験がある生徒の場合、進路準備は「勉強だけ」ではありません。
自己理解、学び直し、生活リズム、保護者との対話、大学調べ、書く力、話す力。
これらを一つずつ整えていく必要があります。
さっぽろライラック高等学院でできる大学進学サポート
さっぽろライラック高等学院では、不登校経験のある生徒が、高校卒業だけで終わらず、大学進学まで見据えられるようにサポートします。
大切にしているのは、単に「通信制高校に通うこと」ではありません。
学び直しから、総合型選抜、志望理由書、小論文、面接、英検、保護者相談までを一つにつなげることです。
中学校内容や高校基礎に戻り、大学進学に必要な土台を作ります。
自己分析、志望理由書、小論文、面接を段階的に準備します。
英語を進学の武器にするため、基礎から積み上げます。
本人だけでなく、保護者も進路を一緒に整理できます。
不登校から大学進学を目指すとき、一番避けたいのは、支援がバラバラになることです。
通信制高校の単位は進んでいる。
でも、大学進学の準備は進んでいない。
志望理由書を書く時期になって、何を書けばいいかわからない。
面接で不登校経験をどう話せばいいかわからない。
この状態になる前に、高1から作戦を立てることが大切です。
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まとめ|不登校から大学進学を目指すなら、早めに作戦を立てる
不登校・通信制高校からでも、大学進学は目指せます。
ただし、高校卒業だけをゴールにすると、大学進学の準備が遅れてしまうことがあります。
大切なのは、早めに進路戦略を立てることです。
- 中学校内容・高校基礎から学び直す
- 総合型選抜を早めに理解する
- 自己分析・志望理由書・小論文・面接を準備する
- 英検など、学力を見える形で積み上げる
- 不登校経験を、大学で学びたい理由につなげる
不登校経験は、大学進学の終わりではありません。
その経験をどう言葉にし、どんな未来につなげるか。
そこまで一緒に考えることが、通信制高校から大学進学を目指すうえで大切です。
札幌で不登校・通信制高校から大学進学を考えている保護者の方へ
高校卒業だけで終わらせたくない。大学進学まで見据えたい。でも、何から準備すればいいかわからない。
その場合は、早めに進路戦略を整理してください。
さっぽろライラック高等学院では、不登校経験のある生徒でも、学び直しから総合型選抜・小論文・志望理由書・面接・英検までを一つにつなげて考えます。保護者だけのご相談でも大丈夫です。
FAQ
通信制高校からでも大学進学はできますか?
はい、通信制高校を卒業すれば、高等学校卒業者として大学入学資格の対象になります。ただし、大学進学を目指すなら、高校卒業だけでなく、学び直し・総合型選抜・小論文・英検などを早めに準備することが大切です。
不登校経験は大学入試で不利になりますか?
不登校経験そのものだけで一律に判断されるわけではありません。大切なのは、その経験をどう整理し、何を学び、大学で何を学びたいのかを自分の言葉で説明できるようにすることです。
総合型選抜は通信制高校生に向いていますか?
向いている場合があります。自己分析、志望理由書、小論文、面接、資格取得などを早めに準備できれば、通信制高校での学びや不登校経験を進路につなげやすくなります。
総合型選抜の準備はいつから始めるべきですか?
できれば高1から始めるのが理想です。総合型選抜の出願は9月以降とされているため、高3になってから慌てるのではなく、高1・高2のうちから自己分析、英検、小論文、大学調べを進めておくことが大切です。
保護者だけで相談してもいいですか?
はい、大丈夫です。本人がまだ進路の話をするのが難しい場合でも、保護者が先に大学進学までの選択肢を整理することはできます。
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