北海道の高校入試で、志望校の決め方に迷うご家庭は多いです。
そして中3の夏が近づくと、「そろそろ志望校を決めないとまずいのでは」と不安になる方も増えてきます。

ただ、先にお伝えしたいのは、中3の夏までに1校へ決め切る必要はないということです。
この時期に大事なのは、無理に最終決定をすることではありません。
大事なのは、志望校の決め方そのものを整理することです。
北海道の高校入試では、偏差値だけを見て志望校を決めると、あとでズレやすくなります。
なぜなら、高校は「受かれば終わり」の場所ではなく、毎日通い、3年間過ごし、その先の進路にもつながる場所だからです。
だからこそ、中3の夏までの志望校の決め方では、次の3つを見ていくことが大切です。
- 入口
- 高校生活
- 出口
さらに北海道の高校入試では、ここに内申ランクと道コンの偏差値も重ねて考える必要があります。
この記事では、北海道の高校入試で後悔しにくい志望校の決め方を、わかりやすく整理していきます。

北海道の高校入試で、中3の夏までに志望校の決め方を整理する理由
中3の夏は、受験勉強が本格化していく時期です。
この時期に志望校についてまったく考えていないと、勉強の方向が定まりにくくなります。
一方で、早く決めなければと焦ってしまい、
「なんとなく近いから」
「友達が行きそうだから」
「偏差値が合いそうだから」
という理由だけで決めてしまうのも危険です。
志望校の決め方があいまいなままだと、勉強のモチベーションも続きにくくなります。
逆に、考えるポイントが整理されると、今の自分に何が足りないのかが見えやすくなります。
つまり、中3の夏までに必要なのは、志望校を確定することではなく、志望校の決め方に軸を持つことなのです。

志望校の決め方① 入口を見る
まず最初に見るべきなのは入口です。
ここでいう入口とは、「その高校に入りたいと思えるか」「無理なく通い続けられるか」という部分です。
たとえば、次のようなことです。
- 制服はどうか
- 通いやすい場所にあるか
- 校舎や設備はどうか
- 学校全体の第一印象はどうか
この入口の部分を軽く見てしまうと、あとで違和感が出やすくなります。
特に北海道では、ここにさらに現実的な視点を入れたほうがいいです。
それが、暖房やエアコンの環境、そして冬の通学のしやすさです。
北海道の高校生活は、冬を抜きにして考えられません。
夏の段階では見落としがちですが、実際には冬の負担が高校生活に大きく影響します。
特にバス通学を考えているなら、
- 雪の日でも通いやすいか
- 待ち時間が長すぎないか
- 乗り換えが大変すぎないか
ここまで見ておくと、志望校選びのズレを減らしやすくなります。
高校は毎日通う場所です。
だからこそ、入口を見ることは、志望校の決め方の土台になります。

志望校の決め方② 高校生活を見る
次に見るのが高校生活です。
これは、入学したあとに3年間をどう過ごすか、という視点です。
たとえば、
- 校風はきっちりしているほうが合うのか
- 自由な雰囲気のほうが合うのか
- 行事は盛んなほうがいいのか
- 落ち着いて勉強しやすい環境がいいのか
- 部活の雰囲気はどうか
こうしたことです。
ここでよくあるのが、パンフレットやホームページの情報だけで判断してしまうことです。
しかし、実際の高校生活の空気感は、紙の情報だけではなかなか分かりません。
だからこそ、中3の夏までにできればやってほしいのが、
- オープンスクールに参加する
- 学校祭を見に行く
- 通っている先輩の話を聞く
この3つです。
実際に見てみると、「思ったより合いそう」「逆に自分には合わないかもしれない」が見えてきます。
この感覚は、志望校の決め方としてかなり大事です。
偏差値が合っていても、学校との相性が悪いと、高校生活は苦しくなりやすいです。
逆に、自分に合う学校だと、入学後に頑張りやすくなります。
だから高校生活を見ることは、志望校の決め方で絶対に外せないポイントです。

志望校の決め方③ 出口を見る
そして、もう一つ大事なのが出口です。
ここを見ずに高校を選ぶと、あとで後悔しやすくなります。
高校は、入るために選ぶものではありません。
その高校に入ったあと、どこまで目指せるのかを見る必要があります。
北海道の高校入試で出口を考えるときは、たとえば次のような見方ができます。
- その高校に入ったら、北大を目指せるのか
- どんな大学に進学している人が多いのか
- 自分が考えている進路に近い生徒が多いのか
もちろん、中3の夏の時点で大学まで全部決める必要はありません。
でも、「どのくらいの進学先を目指したいのか」を考え始めることは大切です。
ここを見ずに志望校を決めてしまうと、
「高校に入ってから思ったより進学実績が違った」
「もっと先を見て選べばよかった」
というズレが起こりやすくなります。
出口まで見ておくことが、後悔しにくい志望校の決め方につながります。

北海道の高校入試では内申ランクと道コン偏差値も合わせて見る
北海道の高校入試で志望校を考えるなら、気持ちだけでは決められません。
ここで大事になるのが、内申ランクと道コンの偏差値です。
つまり志望校の決め方は、
「行きたい学校」
だけではなく、
「今の自分がどこにいるのか」
も一緒に見ながら考える必要があります。
北海道の高校入試では、内申ランクがかなり重要です。
さらに、道コンの偏差値を見ることで、今の学力の立ち位置も見えやすくなります。
この2つを見ないまま志望校を考えると、現実とのズレが出やすいです。
逆に、内申ランクと道コン偏差値を合わせて見ると、「今の自分に必要な勉強」がかなり明確になります。
つまり、北海道の高校入試での志望校の決め方は、
入口・高校生活・出口に加えて、
内申ランク・道コン偏差値を重ねることが大事なのです。
札幌の高校入試は、前期の成績待ちで志望校を決めるのではなく、中2までの内申ランクをもとに春から入試戦略を立てることが大切です。

志望校の決め方は3段階で考える
ここまで見えてきたら、志望校は1校だけで考えないほうがいいです。
おすすめなのは、3段階で持つことです。
今の自分の内申ランクと偏差値で見える学校
まずは、今の自分の内申ランクと道コン偏差値で見えている学校です。
これが今の立ち位置になります。
ここを知ることで、「現在地」がはっきりします。
現在地が分からないままでは、受験勉強の方向も決まりません。
少しがんばって偏差値が伸びれば届く学校
次に、少しがんばって偏差値が伸びれば届く学校です。
ここがあると、勉強に意味が出てきます。
「あと少し上げれば届く」
この感覚があると、勉強のモチベーションはかなり変わります。
内申ランクが上がって、偏差値も伸びたらチャレンジできる学校
最後に、内申ランクが上がって、偏差値も伸びたらチャレンジできる学校です。
これは簡単ではありません。
でも、ここがあることで目線が上がります。
この3段階で持っておくと、
- 今の立ち位置が分かる
- 次に何を上げればいいか分かる
- 頑張る理由がはっきりする
という状態になります。
これが、北海道の高校入試で現実的かつ前向きな志望校の決め方です。

中3の夏までの志望校の決め方で大切なこと
中3の夏までの志望校の決め方でいちばん大切なのは、早く1校に決めることではありません。
大切なのは、
- 入口を見る
- 高校生活を見る
- 出口を見る
- 内申ランクと道コン偏差値で立ち位置を知る
- 3段階で志望校を持つ
ここまで整理することです。
つまり、中3の夏までの志望校選びは、決定の時期ではなく、方向を決める時期です。
この方向が見えると、夏以降の勉強が変わります。
「何のために勉強するのか」が見えるからです。
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よくある質問
中3の夏までに、志望校を1校に決めないといけませんか?
いいえ、中3の夏までに志望校を1校に決め切る必要はありません。この時期に大切なのは、無理に最終決定をすることではなく、志望校の決め方を整理して方向性を持つことです。まずは「どの高校が合いそうか」「今の自分からどこを目指せそうか」を考え始めることが大切です。
志望校は偏差値だけで決めても大丈夫ですか?
偏差値だけで志望校を決めるのはおすすめできません。高校は、入試に合格するためだけの場所ではなく、3年間通い、その先の進路にもつながる場所だからです。北海道の高校入試では、偏差値だけでなく、入口(通学・環境)・高校生活(校風・行事・部活)・出口(進学実績)に加えて、内申ランクと道コン偏差値も合わせて考えることが大切です。
志望校はどのように決めればよいですか?
志望校は1校だけで考えるのではなく、3段階で考えるのがおすすめです。具体的には、今の自分の内申ランクと偏差値で見える学校、少しがんばって偏差値が伸びれば届く学校、内申ランクが上がって、偏差値も伸びたらチャレンジできる学校の3つです。こうして考えることで、今の立ち位置と、これからどこを目指すかが整理しやすくなります。
高校のパンフレットやホームページだけで、学校の雰囲気は分かりますか?
パンフレットやホームページだけでは、実際の高校生活の雰囲気までは分かりにくいことが多いです。そのため、中3の夏までに、オープンスクールに参加する、学校祭を見に行く、通っている先輩の話を聞くといった行動をおすすめします。実際に見たり聞いたりすることで、学校との相性が見えやすくなります。
北海道の高校選びでは、冬の環境も確認したほうがいいですか?
はい、北海道では冬の環境もとても大切です。夏の段階では見落としがちですが、実際の高校生活は冬を抜きにして考えられません。そのため、雪の日でも通いやすいか、バスの待ち時間や乗り換えは負担にならないか、暖房やエアコンの環境はどうかといった点も確認しておくと、入学後の負担を減らしやすくなります。
まとめ|北海道の高校入試で後悔しにくい志望校の決め方
北海道の高校入試で、志望校の決め方に迷ったら、偏差値だけで決めるのは早いです。
見るべきなのは、
- 入口
- 高校生活
- 出口
この3つです。
そして、そこに
- 内申ランク
- 道コン偏差値
を重ねて考える。
さらに、
- 今の自分の内申ランクと偏差値で見える学校
- 少しがんばって偏差値が伸びれば届く学校
- 内申ランクが上がって、偏差値も伸びたらチャレンジできる学校
この3段階で志望校を持つ。
これができると、今の自分の立ち位置が分かり、これから何を伸ばすべきかも見えてきます。
中3の夏までに必要なのは、あわてて1校に決めることではありません。
自分の進む方向を、根拠を持って整理すること。
それが、北海道の高校入試で後悔しにくい志望校の決め方です。









