親子で北海道の高校入試の内申ランクを計算する様子

🌸 北海道の高校入試
「内申ランク」はじめてガイド

中学生のお母さんへ。
「内申ランクってよく聞くけど、詳しくわからない…」
そんな不安を解消するための、やさしいガイドです。

第1章 内申ランクって何?

北海道の高校入試では、中学校の成績(通知表)がとても大きな意味を持ちます。この成績を点数化したものを「内申点(学習点)」と呼び、それをランク付けしたものが「内申ランク」です。

北海道独自のユニークな制度!
他の都道府県とは違い、北海道では中学1年生からの成績がすべて入試に関わります。また、315点満点の内申点を20点刻みで「Aランク」から「Mランク」までの13段階に分けて評価するのが特徴です。

高校入試では、当日の試験の点数だけでなく、この「内申ランク」が合否を分ける大きなカギとなります。「同じ点数なら内申ランクが高い方が合格する」というほど重要なんです。

第2章 内申点の計算方法

では、その内申点はどうやって計算されるのでしょうか?
実は、学年によって「重み」が違います。

📝 9教科(5段階評価)の合計を使います

国語・数学・社会・理科・英語・音楽・美術・保体・技家

計算式

  • 中学1年生:学年末の9教科合計 × 2倍
  • 中学2年生:学年末の9教科合計 × 2倍
  • 中学3年生:学年末の9教科合計 × 3倍

これらをすべて足したものが、あなたの内申点(満点315点)になります。

例:3年間ずっと「オール4」だった場合
(36×2) + (36×2) + (36×3) = 252点

3年生の成績は3倍されるので、最後まであきらめずに頑張ることが大切です!

第3章 内申ランク一覧表

計算した内申点が、どのランクになるのか確認してみましょう。
※20点ごとにランクが変わります。

ランク 内申点(315点満点) 成績の目安
Aランク 315 ~ 296 ほぼオール5 ✨
Bランク 295 ~ 276
Cランク 275 ~ 256
Dランク 255 ~ 236 ほぼオール4 📚
Eランク 235 ~ 216
Fランク 215 ~ 196
Gランク 195 ~ 176 ほぼオール3 🏫
Hランク 175 ~ 156
Iランク 155 ~ 136
Jランク 135 ~ 116 ほぼオール2
Kランク 115 ~ 96
Lランク 95 ~ 76
Mランク 75以下

第4章 札幌市内主要高校の合格ライン(2025年度予想)

目標となる高校に合格するためには、内申ランクごとに当日どれくらいの点数(500点満点)が必要になるのでしょうか?
ここでは主な高校の2025年度予想ボーダーラインをご紹介します。

高校名 内申ランク 予想当日点(500点満点)
札幌南高校 Aランク 415点
Bランク 430点
札幌北高校 Aランク 405点
Bランク 420点
札幌西高校 Aランク 395点
Bランク 410点
札幌東高校 Aランク 385点
Bランク 400点
札幌旭丘高校
(普通科)
Bランク 385点
Cランク 400点
札幌月寒高校
(普通科)
Bランク 350点
Cランク 365点
札幌新川高校
(普通科)
Bランク 310点
Cランク 325点
札幌平岸高校
(普通科)
Cランク 290点
Dランク 305点

※ボーダーラインは目安であり、年度によって変動する可能性があります。

第5章 入試での内申点の扱い

北海道の公立高校入試では、内申点と当日の学力検査点をどのように合算するのでしょうか?

⚖️ 基本は 50 : 50

募集定員の70%は、内申点と当日点を同等(50:50)に扱って合否を決めます。

計算する際は、当日の学力検査(500点満点)を315点満点に圧縮換算して、内申点(315点満点)と同じ比重にします。

3つの選抜枠

  1. 一般枠(定員の70%):内申点と当日点を同じ重さで評価
  2. 当日点重視枠(定員の15%):当日の試験結果を重視(例:当日点10:内申点0 など高校による)
  3. 内申点重視枠(定員の15%):内申点を重視(例:当日点4:内申点6 など)

つまり、内申点が高ければ「内申点重視枠」での合格のチャンスも広がるということです!

第6章 ランクアップの戦略

少しでも上のランクを目指すために、今日からできることがあります。

1. 定期テスト対策は2週間前から 📅

一夜漬けは厳禁です。計画表を作って、苦手を少しずつ減らしましょう。副教科(実技教科)のペーパーテストも内申点に直結します。

2. 提出物は「期限厳守」&「丁寧」に 📝

ワークやレポートの未提出は内申点に大きく響きます。ただ出すだけでなく、字を丁寧に書く、コメントをしっかり書くなど「意欲」を見せることが大切です。

3. 授業態度は「積極性」がカギ 🙋‍♀️

先生の話をしっかり聞くのはもちろん、手を挙げて発表したり、質問したりする姿勢が評価されます。忘れ物をしないことも基本です。

4. 実技教科をあなどらない 🎨

ここが重要!
北海道の内申点計算では、主要5教科も実技4教科も、1つの評定の価値は全く同じです。「体育だから」「音楽だから」と手を抜かず、全教科全力投球がランクアップの近道です。

第7章 よくある質問 Q&A

1年生の成績が悪かったのですが、挽回できますか?
はい、まだチャンスはあります!3年生の成績は計算時に「3倍」されるため、比重がとても大きいです。1・2年生で失敗しても、3年生で大きく成績を伸ばせばランクアップは十分可能です。
実技教科が苦手でも大丈夫ですか?
実技が苦手でも、ペーパーテストや授業態度、提出物でカバーできます。「上手・下手」だけでなく「一生懸命取り組んでいるか」という関心・意欲・態度も評価の大きな対象です。
ランクが1つ違うとどれくらい影響しますか?
一般的に、ランクが1つ下がると、当日の試験で約15点~20点多く取る必要があります。1点差で合否が決まる入試において、この差はとても大きいです。
同じランク内でも点数の高さは重要ですか?
はい、重要です。同じAランクでも315点と296点では19点の差があります。ボーダーライン上の争いになった時、この内申点の細かい点数が合否を分けることがあります。
いつから対策を始めるべきですか?
「今すぐ」がベストです!北海道は中1の最初から成績が入試に関わります。早ければ早いほど有利になります。

第8章 保護者へのメッセージ

高校入試は、お子さんにとっても初めての大きな挑戦です。
「内申ランク」という仕組みは少し複雑に感じるかもしれませんが、
「日々の頑張りがすべて評価される制度」とも言えます。
内申ランクの計算にはこのサイトの「内申ランク自動計算」を使ってみてください。

一発勝負のテストだけでなく、毎日学校に通い、授業を受け、
課題に取り組むその姿勢が、合格への切符になります。

「勉強しなさい!」と言う代わりに、
「提出物は順調?」「今日の授業で面白いことあった?」と
日々のプロセスに目を向けて声をかけてあげてください。

お子さんの一番の応援団長として、
一緒に内申ランクを上げ志望校合格を目指していきましょう! 🌸