北海道の内申ランクと不登校──通信制の先生が本音で語る「進路の現実と突破口」

北海道の公立高校入試を考えるとき、多くの保護者の方がまず気にされるのが「内申ランク」です。そして近年、私のところにも【不登校】【内申ランクが低い】【進学できるのか不安】と相談に来られるご家庭が増えています。

本記事では、北海道の内申ランク制度の特徴、不登校がどのように影響するのか、そして実際にどう乗り越えていくべきかを、通信制の先生の立場から分かりやすく解説します。

北海道の内申ランクは「合否に直結する」

北海道の公立高校入試では、内申点(中1〜中3の成績)+入試当日の学力検査
この2つを総合して合否を判断します。
特に北海道は他県に比べて「内申点の比重が高い」という特徴があり、ランクが1つ下がるだけで合格ラインが大きく変動する高校も少なくありません。

内申点は、

・9教科のテストの点数
・提出物
・授業態度
・観点別評価

などが積み重なって決まるため、日常の学校生活が評価に直結します。
では、不登校の場合はどうなるのでしょうか。

不登校は内申ランクにどこまで影響する?

不登校と一口に言っても状況はさまざまです。
ただし共通して言えるのは、「出席日数が極端に少ない=観点評価がつきにくい」 ということです。

授業の提出物・参加態度・努力の過程といった評価項目は、学校に通っていない期間が長いほど評価が難しくなります。しかし、決して「不登校=進学が不利で絶望的」ではありません。

実際、過去に見たお子さんには、

・中2・中3で長期不登校
・内申ランクはG〜I帯
・しかし当日点でカバーして第一志望に合格したという生徒が複数います。

北海道の多くの高校は、欠席日数だけで合否を決めることはありません。
あくまで総合判断であり、“今の学力”で逆転できる余地が非常に大きいのが北海道の入試です。

不登校×内申ランク低めでも逆転できる理由

① 学力検査の比重がまだまだ大きい


高校によって差はありますが、入試当日の点数が合否を大きく動かす地区も多いのが北海道の特徴です。
特に札幌近郊では 当日点>内申点 として扱う高校も多く、努力した分だけ反映されやすい入試制度です。

② 不登校を受け入れ、支援体制を整える高校が増えている


定時制・通信制だけでなく、全日制でも「不登校経験者のサポート」を強調する学校が増えています。
また、定時制・通信制の学校の中には、生徒の事情に合わせて登校日数や授業の受け方まで、相談できることが増えてきています。

③ 面接や願書での意思表明が評価されるケースも


推薦入試や面接を設ける高校では、「なぜ不登校だったのか」「今後どう学び直すか」が評価の対象になります。誠実に向き合い、今後の成長を示せれば十分にチャンスがあります。

不登校が進路で後れを取らない3ステップ戦略

① まずは「安全校〜挑戦校」まで、三つの志望校を仮決めする


内申ランクが不安でも、段階的に複数校を選ぶことが最重要です。

・元々通いたかった志望校(チャレンジ校)
・今のランクと学力で、合格が現実的な学校
・保険として、受け入れてくれる学校(通信制など)

この3つを必ず設定しましょう。

② 当日点で取り返すための「逆算学習」を始める


不登校期間が長いと、学習ブランクが大きくなりがちです。
しかし、やるべきことは明確です。

・中1・中2の基礎の穴を埋める
・過去問で現状を把握
・100日で点数を上げられる教科を優先
・苦手教科は“最低限取る”戦略に切り替える

特に数学・英語は、基礎を固めれば短期間で伸びます。

③ 「いまからの出席・提出物」は評価される


不登校の期間があっても、中3後半の努力は必ず評価に入ります。

・可能な範囲での登校
・提出物を丁寧に揃えて、提出する
・先生との連絡を途切れさせない

すこしでも、復学する意思を伝えることが重要です。
この3点だけでも、内申の印象は驚くほど変わります。

不登校だからこそ、進路を焦らなくていい

私はこれまで多くの不登校のお子さんを見てきました。
共通して言えるのは、

「不登校=能力が低い」では決してない ということ。

不登校は、環境が合わなかったり、学校生活のペースが合わなかったり、心身のバランスが崩れただけのこと。学ぶ力そのものはほとんどの場合しっかり残っています。大切なのは、「今、何から始めるか」だけです。

まとめ

不登校でも、内申ランクが不安でも、進路は開ける!

・北海道の内申ランクは確かに重要
・しかし不登校=進学不可ではない
・当日点で逆転可能
・今できる努力は必ず評価される
・志望校は”現実×挑戦”で幅広く設定

不登校であっても高校受験は十分に戦えます。
もし、現在の状況で悩んでいる場合は、一度専門家に相談するのもオススメです。

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まずは、

  • 現在の内申点(中1〜3の評定)
  • お子さんが希望している学校
  • 現在の学習状況
  • 不登校の期間
    この4つを教えてください。

以上のいただいた情報をもとに、
不登校からの高校入試について、アドバイスさせていただきます。

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