フリースクールの選び方

「今は休ませてあげたい。でも、このまま時間だけが過ぎたら…」
不登校のご家庭で、いちばん苦しくなるのはここです。

大丈夫。いきなり“正解”を決めなくていいです。
ただ、ひとつだけ守ってほしいことがあります。

高校・大学への進路を守るには、「動けるうちに小さく動く」こと。
そしてその一歩は、根性でも覚悟でもなく、**“見学”と“個別相談”**で十分です。

フリースクール選びは、焦って決めると外れます。
でも、先延ばしにすると、進路の選択肢が静かに減っていきます。

この記事では、札幌でフリースクールを探すときに、
子どもの安心を守りながら、進路(高校・大学)につながる場所を選ぶためのポイントを、やさしく整理しました。
最後に、見学でそのまま使えるチェックリストも付けています。


フリースクールの選び方で「進路の選択肢」が静かに減っていくことがあります

不登校の時期は、子どもにとって「休むこと」が必要な場合もあります。
ただ一方で、進路の観点では次のようなことが起きやすいです。

  • 学習の遅れが見えづらく、気づいたら中3後半になっていた
  • 定期テスト・提出物・出席扱いの手続きが後回しになった
  • 高校選び(全日・通信・定時)の情報が不足したまま焦る

ここで大事なのは、「焦って動く」ではなく「進路の選択肢を減らさない動き方」をすることです。
そのためにフリースクール選びは“雰囲気”だけで決めず、進路につながる仕組みまで確認して選びましょう。

札幌の失敗しないフリースクールの選び方

迷うのは当然です。だから「見学」と「個別相談」は必ずしてください

ネットで調べるほど、どこも良さそうに見えます。
でも実際には、フリースクールは施設ごとに

  • 学習サポートの範囲
  • 学校連携(出席扱い、提出物、テスト)
  • 進路指導(高校・大学への導線)
  • 通いやすさと継続のしやすさ

が大きく違います。

だから結論として、必ず2つをやってください。

  • 見学・体験(必須):空気感・相性は現場でしか分からない
  • 個別相談(必須):家庭の状況を整理すると“合う選択肢”がはっきりする

特に進路を重視するなら、個別相談で「今どこを守るべきか」を整理するだけで、ムダな迷いが減り、決断が早くなります。


進路につながるフリースクールの選び方:7つのチェックポイント

①最優先は「安心」+「続けられる通い方」

安心できない場所は続きません。続かなければ学習も進路も積み上がりません。
本人が“通えそう”と思えるか、そして家庭として無理なく継続できるかを最優先に。

②学習サポートは「今」だけでなく「受験期」まで見て確認

確認したいのはここです。

  • 中学内容の学び直しはできる?
  • 定期テスト対策は?(対面/オンライン、頻度)
  • 英検など検定のサポートは?
  • 高校入学後(通信制含む)の学習支援はある?

進路重視なら、**“今できること”より“受験期に何ができるか”**を見てください。

③学校連携(出席扱い・提出物・テスト)の支援があるか

進路に直結しやすいのがここです。

  • 出席扱いのための記録・報告はどうする?
  • 学校とのやりとりを誰がどう支える?
  • テストや課題提出の段取りを一緒に組める?

「制度がある」だけでなく、実務として回る仕組みがあるかを確認します。

学習道具

④進路情報の強さ(高校の選択肢が具体的に語れるか)

“進路を大事にする”と言っても、施設によって得意分野は違います。

  • 全日制/定時制/通信制の違いを整理してくれる?
  • 子どもの状態に合わせて、現実的な高校選びを一緒にできる?
  • 中2後半〜中3の動き方(内申・学力・面接)を提案できる?

「何となく応援します」ではなく「具体のロードマップ」が出るかがポイントです。

⑤スタッフの関わり方(距離感)が子どもに合うか

優しさの種類は施設で違います。
「関わりが濃い方が安心」の子もいれば、「距離が近いと疲れる」子もいます。
見学で、声かけ・ルール・空気感を必ず確認しましょう。

⑥タイプ(学習重視/居場所重視/体験型/訪問・オンライン)を把握して選ぶ

進路重視の家庭ほど、タイプの見極めが大切です。
おすすめは、タイプをあえて分けて3校比較すること。比較すると“我が家に必要なもの”が見えてきます。

⑦費用と通学負担は「続けて積み上がるか」で判断

受験・進学は短距離走ではなく積み上げです。
家計・送迎・生活リズムが破綻すると続きません。続けられる設計になっているかを見ましょう。


今日からの進め方:必ず「見学」→「個別相談」→「試運転」

  1. 候補を3つ選ぶ(タイプをバラす)
  2. 見学・体験に行く(必須):相性と空気感を確認
  3. 個別相談を入れる(必須):進路・学習・学校連携の優先順位を整理
  4. 週1から試運転:増やせる設計にしておく
  5. 決定:子どもの安心+進路の仕組みが揃った場所へ
チェック

【保存版】フリースクールを選ぶときのチェックリスト

見学・個別相談で確認すること

  • □ 子どもが「ここなら大丈夫かも」と感じた
  • □ 週1など小さく始められる(通い方の段階設計がある)
  • □ 学習支援:中学内容の学び直しができる
  • □ 学習支援:定期テスト対策の方法が具体的
  • □ 受験期(中3)に学習量を上げる設計がある
  • □ 学校連携:出席扱いの実務(記録・報告)が明確
  • □ 学校連携:提出物・テストの段取り支援がある
  • □ 進路:全日/定時/通信の選択肢を整理できる
  • □ 進路:高校の情報が具体(時期・必要な準備)
  • □ 進路:通信制高校との連携や進学導線がある(ある/ない)
  • □ スタッフの距離感が合う(声かけ・ルール)
  • □ 子ども同士の雰囲気が合う(無理に話さなくてOKか)
  • □ 困った日の対応が明確(不安が強い日、欠席時)
  • □ 保護者へのフィードバックがある(頻度・内容)
  • □ 費用の総額が明確(追加費用も含む)

見学の前に、個別相談で「進路の整理」を一緒にしませんか?

フリースクール選びは、家庭ごとに正解が違います。
特に進路を重視するなら、先に

  • 今、何を優先して守るべきか(安心・学習・学校連携)
  • 高校の選択肢(全日/定時/通信)をどう設計するか
  • 中3までのロードマップをどう組むか

を整理するだけで、見学の質が一気に上がります。
「何となく見学して迷い続ける」を減らすために、個別相談を必ず入れてください。

▼個別相談フォーム

【個別相談】進路(高校・大学)を守るために相談をしませんか?

「進路に向けて」「出席扱い・テスト・受験の動き方」を一緒に整理します。通うことが前提ではありません。

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